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2011年7月25日

ソケリッサ!の練習を見た方の質問や取材を受けたりする中で、「おじさん達に怒らないのですか。」と言われる事がある。確かに連日の欠席や問題があれば注意はすることもあるが、仲間に危害にならない限り怒って首にすることも無く、世間一般的な感覚で見れば優しいのかもしれない。以前は遅刻の場合は必ず連絡をしてくださいなど規律を決め、文書などに記し、厳しくしていた頃もあった。しかし電話代すら持ち合わせず、路上生活での身体的負担も想像を超える部分も多い。しだいに休むメンバーは増え、練習での踊りも形式的なものに留まり、自由も何も見えなくなった。...

2011年7月16日

いつも我々を支えてくれている中西君のイベントに横内さん、南さん、伊藤さんと行ってきました。

ホームパーティーのようなアート空間で、初対面の人と卓を共にし話をしたり、絵を描いたり、音楽を聴いたりしていました。我々の目の前にいた女性陣はコンパニオンの仕事をしている方で、結構露出のある服を着ており、ごまかしたり直視しないようにしていた我らの姿は笑えます。帰り道東中野の閑静な住宅街を、「夏は良いね」と言いながらおじさん達は歩いていました。月がやたらと美しい夜でした。

2011年7月9日

アオキカクのホームページが完成しました。http://aokikaku.info/

古くからの知り合い、さえさんの協力に感謝しています。

 

2011年7月9日

横浜トリエンナ-レ特別連携プログラム 「大野一雄フェスティバル2011」に出演することが決まりました。2011年10月新・港村劇場にて行なわれます。

こちらは、新作として舞台作品を制作し、その制作過程も現場にて見学できる形式になりそうです。青森、十和田に引き続きメンバーとも気を引き締め躍進したいと思います。 楽しみです。

詳細が決まり次第お知らせいたします。

いつも協力をしてくれている柳瀬さんが写真を撮ってくれました。ありがとうございます。

2011年7月4日

このたび青森県戸和田市の現代美術館にてパフォーマンスを行なうことになり先日の6月30日、青森の十和田市へ下見へ行ってきました。日帰りのスケジュールで、どうやら震災の影響で、新幹線は片道3時間の所4時間かかりました。しかしながら収支素晴らしい企画関係者の皆さんと共に出来て、良い時間を過ごさせていただきました。 

現代美術家の高木久美さんとコラボレーションを行なうのですが、どのようになるのかは我々も楽しみな所です。美術館の形状も珍しく、町も人情味溢れる印象でした。お近くの方は是非お越しいただきたいと思います。8月の6日7日、本番は7日ですが、6日にもふれあいホールという場所で...

2011年5月23日

過去、未来にとらわれず生きていくことは難しいことです。何もかも無かったことに、尚且つ未来の評価や成果を気にしない事ができて初めて自由な姿が生まれるのでしょう。確かに思考は人を繁栄へと導きましたが、同時に自由を奪っていくものだと思います。同じ痛みを繰り返さず安泰な未来にとらわれれば、おのずと今の瞬間は薄くなり、行動と心は分離をして行くことに我々は違和感を覚えなくなるように思えます。ましてや日常が苦痛であればますます行動から思考を分離させるのでしょう。

電車の中でベビーカーの中、心地良く寝ている赤ちゃんがいました。お腹をしっかり膨らまし、全身で呼吸をしています。...

2011年5月16日

昨年の夏より音信の無かったメンバーの佐藤さんが、本日再び参加したいと戻ってきました。肩を脱臼して入院、背中に腫瘍が出来て入院、肝臓を悪くして入院・・と昨年より強烈に病院づいていましたが、ことごとく蘇る生命力を持ち、弱いのか強いのか、この方もとらえどころの無いメンバーの一人です。気性も強く、私や他のメンバーとも衝突が多いのですが、生み出す表現は予測を超えるものがあります。演歌と子どもと旅行が大好きです。

2011年5月2日

最近やっと春の気温と共に、色とりどりの草花の景色を目にします。20代は気温などあまり気になりませんでした。東京の真冬などでもダウンジャケットの下はTシャツ一枚で平気で過ごせていました。遡り小学生の頃は半ズボンで1年間大丈夫なのですが、やはり日々身体は変わって行くものです。見ている景色も違ってきました。我々が今、自分のために決めようとしてる未来など、その未来が訪れた時にはもはや別の興味や、新たな価値観に変わっているように思えます。とにかく純粋に瞬間の積み重ねが未知の自分を創るのでしょうね。

2011年4月18日

今、世の中が変動し、私の身の回りも大きく変動した。人は経験し得ない強烈な出来事に出会うと、大きな不安に包まれ、瞬間に的確な行動をとることはどうも難しいほどになるかと思う。重く深い悲しみや、苦しみによる感情は、言葉にする事も上手くできない複雑なもので、それはけして忘れることは出来ないものだ。それに対抗出来るのは強烈な喜び、忘れられないほどの感動であり、その力が人を助け、支えて行く。

身を持ってそうつくづく思います。過去ではなく、明日のオドリを踊らなくてはなりませんね。

2011年3月28日

本日は、映像を撮りました。webに公開してたくさんの方に観てもらおうと考えてます。プロモーション制作のアーチストの面々が集まってくれました。エネルギーがあります。メンバーも良い顔で取り組んでいました。良い空間でした。 

25日の慶應義塾大学でのシンポジウムは、学生が自宅待機という中での開催で、集まったのは一般のお客さんのみでしたが、良い時間でありました。東京や神奈川に住んでいても地震の衝撃は今もわれわれの中には大きく響いています。そのような時期に人が一つの目的を持ち集まることは、純粋に良いなあと感じました。通信機器の無い路上生活のメンバーや、...

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