新世界ワルツ

現在、10月の公演に向け新しい作品を制作。練習は水、金、日と週3回のペースになりました。

それにしても夏になっては女性の見学者も減り、いちだんと男くさい空間です。

そんな中メンバーは黙々と練習をこなします。以前は見学者の数でテンションが変わったりしていましたが・・

そんな中練習でとにかく大切にしているのは、「踊りに慣れないようにする事」でしょうか。つまり繰り返し覚えた動きをその瞬間に生み出したものと同じくらいの緊張と感情のうねり、それらと常に出会うその身体の躍動を大切にします。

世界はドラマチックそのものです。驚きや悲しみ、喜びや感動は我々には付きまとうのが、通常です。しかしながら、社会に属する生活の中、又、繰り返す景色や抑圧的な日常に、自由な感情や躍動は閉ざし、ただ平穏のみを求める傾向のように思えます。

 

我々は重力というストレスに反発し二足で立ち身体を動かしています。空いている両手で起用にモノを使います。しかしどの動きも見たことのあるものであったり、同じような事をしているように思えます。それは効率よい動きでありもちろん社会に適した姿です。とはいえいまいち自由には見えません。効率や見栄えやルールなども飛び越えた動き、その思考に出会いたくなります。

 

気力があれば跳ね回り、気力が無ければ地面に近づくことになります。生命力とは立ち上がることなのでしょうね。様々な重力のストレスとに対抗しあがいていることが踊りかもしれません。

 

見学もどうぞご自由お越し下さい。

 

 

 

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