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屋外公演、無事終えました。ありがとうございました。
2012/7/25
屋外公演「新世界ワルツ」。当日は心配していた天候も快晴となりました。
観客数は110~120人、本当にたくさんの方に来ていただきました。ありがとうございました。
ソケリッサ!は、いわば”人間”を見せる芸術としての一つの切り口です。その素材として路上生活の身体が必要なのです。よってホームレス問題、路上生活の苦労を見せたりすることなどもありません。観ていただいた方には通じると思いますがその時々のテーマにのっとり皆で淡々と表現しています。
やっていることは押したり、乗っかったり、転がってみたり、揺らしたり叩いたり、時に一人になり。こんな感じです。文章で想像すると虐待のようです・・
とにかく、あくまでも芸術なのです。
しかしもう少し視野を広げ考えれば、もしこの芸術の需要がさらに拡大した時に、その功績は、きっと他の路上生活者や社会的弱者の希望、そして社会復帰へと大きくつながる事になると思っています。それが芸術の持つ多様性の力であり、芸術家はそれをなんとか実現させる義務があると思っています。
ちなみにお客さんよりたくさんの拍手、賞賛を頂いた後の我々は正直浮かれます。
しかし我々は特別な存在ではありません。称賛はその仕事に対してのみです。
そこが大切です。
お越しいただいた皆さま、ご支援、ご協力していただいた皆さま、スタッフ、関係者の皆さま、ありがとうございました。たくさんの方達の力で企画が形になることの素晴らしさ、そのみなさんの企画への愛情に心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。