おじさん達と人前で踊る場合、自分自身の存在の仕方は大きなポイントになります。
観客には路上生活者とそうでない身体の違いは当然目に映ると思います。
その関係性に何を見出すのは観客それぞれの捉え方でもありますが、路上生活をしている身体にしみこむ歴史と、踊りを踊る機能として組み立てた身体の歴史には、根本的な部分で異なる身体のリアリティあります。
出演者が路上生活者のおじさん達だけではない事はとても重要な部分で
単一な同情的目線ではない芸術作品としてあるために、身体の違いは想像力を膨らませる効果があるということを感じています。
...