大阪、釜ヶ崎訪問

大阪二日目午前は大阪の釜ヶ崎に訪問。前日に続き濃厚な時間を過ごしました。 最初に訪れた「紙芝居劇むすび」2008年に共演して以来親交ある団体、こちらは西成地区に住むおじさん達が紙芝居を創作して公演活動も行っています。 代表の石橋友美さん以外はガラリとメンバーが変わり、以前共演した方は高齢で動けなくなったり、亡くなってしまったりという近況には寂しさを感じます。しかしながら新しいおじさん達も変わらず魅力溢れる方々、むすびの事務所に漂う空気はとにかく暖かく心地良い。紙芝居と踊りの共演などから次の展開へ向けてなど話をし、これからがますます面白くなりそうです。 その後、釜ヶ崎大学など大々的に展開する「ココルーム」へ。こちらは代表で詩人の上田假奈代さんをはじめ、写真家、演劇家、など各分野のアーチストが協力して釜ヶ崎にてワークショップを定期開催してます。カフェでもあるココルームに次々と訪れるおじさん達もなかなか強烈な輝きを持ち、その見ていて飽くなきポテンシャルは上田さんの源となっているのが伝わります。急な訪問に関わらず運営からこれからの事まで真摯に答えていただきました。 社会から追いやられる立場の人たちが自由でのびのびと生活できる環境は、けして狭い範囲に留まることなく、どこにも当たり前のようにこんな空間があると良いなと感じます。 大阪の二日間とにかく素晴らしい旅となりました。ありがとうございました。

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