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7日大野一雄フェスティバル2012「横浜ダンス界隈2012」出演終了いたしました。
7日、(日曜)大野一雄フェスティバル2012横浜ダンス界隈出演、無事終了致しました。
ダンス界隈はBankARTスタジオを中心に港やカフェ、路上などにアーチストが登場し、観客はそのパフォーマンスをツアー形式で観に行く企画です。
出演アーチストは観客へ事前に告知されていますが出没場所は知らされておらず、ツアー先導者について行きます。決められた場に観客が到着、そのシュチュエーションの中、アーチストが登場します。
今回我々は馬車道駅構内にて行われている、横浜ジャズフェスティバルのバンド演奏中に登場し、演奏者前にて15分ほどのパフォーマンスを行うという流れでした。
バンドさんとは我々も当日始めて出会います。ラテン系のジャズでした。
与えられた空間においてソケリッサは何が出来るのかは常に課題となります。
駅構内のバンド特設スペースの前には椅子20席ほどあり、そこには我々の出演を知らないジャズを聴きに来た方がずらり座っています。
そのお客さんとバンドさんとの空間に我々は現れパフォーマンスを行いました。その周りを我々の出番を知っている企画ツアーのお客さんと
駅を利用している一般の方や、通りすがりの方が囲んでいる状況です。
ダンスを見たい方と、ジャズを見たい方、立ち止まる通行人の方、その空間まるごと楽しむ方などいろいろです。その中メンバーは自身に集中し、素晴らしいものでした。
私自身においてはまだまだ、照明や音響のテクニカルな部分に依存していると思います。もちろん舞台公演やパフォーマンスは総合芸術でありますが、即興的な空間においてはもっと肉体や精神の部分に没頭していく必要があります。そして、メンバー全ての責任を背負う度量です。
無難では無く、いかなる状況下でも躍動と衝撃を提供出来る事を約束し、次へと進んでいきたいと思います。
それにしてもこのようなシュチュエーションはまた刺激的です。
変化していく安定のない日常空間、そのような所でパフォーマンスすることも
今日の社会へのメッセージとなり、ダンス芸術に触れる機会のない方への認知とつながるものであると思います。
頑張ります。
皆さま、ありがとうございました。心より感謝を申し上げます。